絶対に人に言ってはいけないトップ3
使ってはいけない禁句ワード
ついつい使ってしまいがちな言葉なんですが、絶対に使ってはいけない言葉っていうのをやっていたので私もこれは良いなと思いました。忘れないためにもここに書き残しておきます。
第三位 「おまえ」
使ったとこや人に言われた事ないですか?
これがダメな理由は私はあなたを下に見ていますというのを伝える言葉だからです
親でも兄貴でも上司でも、どんなに偉い立場であっても相手を見下す権利はありません。
「おまえ」という言葉を使うと私が上で、あなたが下と言う序列を明確に伝えて威圧する事になります。そうなるとどうなるか?
相手は自分で考えなくなります
「おまえ」という言葉を使っている時点でおれの方が偉い人間なんだからとにかく言うことを聞けと言っているのと同じです
そんな相手に対して、何か主体的に自分の意見を伝えようなんて思いませんよね
その結果、一体何が正しいのかと言う真実を追求する姿勢は一切なくなって
この偉い人、マウントを取ってくる人が納得するには一体どうしたら良いのか?という発想だけになります
もう、「おまえ」という言葉を使われた時点でその人は指示待ち人間になります
職場で上司が部下に対して
「おまえ、自分の意見をハッキリ言えよ!」というのは本当に最悪です。
自分のことを見下してくる人の前でハッキリと自分の意見を言える人なんていませんから
威圧しながらも主体性を促すというのは言ってしまえばいじめと同じです
「おまえ」という呼び方は本人のやる気を無意味に奪い、信用を失い成長を阻害する言葉なので絶対に使わないようにしましょう
どんなに親しい人であっても未熟な人であっても、年下であっても必ず名前で呼ぶようにしましょう。
相手が致命的なミスをしたときも「おまえさぁ」みたいな言い方をしてはいけません
名前で呼ぶにしても「さん」をつけて呼ぶのが望ましい。呼び捨てだとどうしても威圧的に相手に伝わるからです。
明日からすぐ出来ます。メリットしかありません。
第二位「いや」「でも」
相手から言われた言葉に対して「いや」もしくは「でも」で切り返すこと
これも、ついついやっちゃいますよね
「いや」とか「でも」はもう死ぬまで封印しましょう
接客業の人なら当然お客様に使わないですよね?普段でもダメなんです
これがダメな理由は誰も得しない形で相手を否定してしまうからです
例
「この前、あの映画見たんだけどめっちゃおもしろかった!」っていう人に対して
「いや、でもさぁ〜」みたいな感じで切り返すと
これからあなたの話を否定しますよというメッセージを伝えることになります。
もちろん相手とは違う意見を持ってもいいんですよ。自分に嘘をついて相手に媚を売るのも誰も幸せになりませんから
ここでの問題は伝え方です
では自分とは違う意見の人にどうやって切り返せばいいのかと言うと
質問することです
「おもしろかった??どこがよかった?」
このように質問すれば、相手は自分の話を聞いてくれてる!と思ってもらえます
嘘をつく必要はないにせよ理性ある大人であれば
ちゃんと相手がどう思うかを考えて発言すべきです
どんなに反対な意見であっても極力相手を否定しないような言い方は絶対にできます
「あなたはこう思ったんですね。私はこう思いました。どうして違う考えに至ったのか一緒に考えませんか?」というスタンスでいれば良いんです
コミュニケーションの中で「いや」とか「でも」とかそういう言葉遣いをして相手に否定のプレッシャーをかけるのは言ってしまえば無駄な戦いです
イライラする憤りを感じた時に、どれだけ自分を抑えて相手の意見を尊重できるか?
それが、人の心の大きさ器の大きさだと思います
第一位「あなたのために言っている」
説教したりアドバイスをしたりしているときに「お前のためにいっているんだ!」って言う人いますよね?
断言して言えるのは『あなたのために』という言葉を使う人は
その相手のことなんて1ミリも考えていないということです
『あなたのために』という言葉は言ってる本人にとって都合が良いから、言うことに従わせたいために使っているんです
考えてみてください
「あなたのために言っている」って相手の共感や理解を一切無視していますよね?
相手が理解できるか共感できるかを一切無視して、私の言うことは聞いておいた方が良いからとにかく言うことを聞け!とすごく暴力的で高圧的なメッセージなんですけど
それを「あなたのために」と言う言葉を使うことで
自分の言葉に責任取ることを放棄しています
この言葉のタチが悪いところは相手の良心につけ込んで一方的に相手を殴れることです
特に立場の弱い人ほどあなたのためにと言ってくる人の話を聞かないことは失礼なことなのかな?っと思ってしまします。
だから、これは違うな?とか間違ってるかも?と思っても相手に伝えることができません
まさにそこにつけ込んで言いたいことを、言いたいだけ言える
すごい卑怯な言葉なんです
相手と対等な立場で対話することを恐れた臆病者の使う言葉です
もし、本当に相手のことを思っているのであれば
次の2つのことを絶対に守ってほしいです
① 100%自分が正しいと言う立場を取らないこと
② 相手の理解と共感を得られる努力をすること
自分が正しいとしても相手に押し付けちゃいけないんです
リーダーのスピーチなんかは時には力強さが必要なんで強く言い切ることも大事ですけど日常の対話コミュニケーションにおいてはもしかしたら自分が間違ってるかも?と
そういう余白を常に残しておくことが非常に大事です
教えた時なんでいうことを聞いてくれないんだろうってイライラします
人間って自分がコントロールできない状況にいるのが一番ストレスがかかると言われているんです
だから、つい意見を押し付けたくなっちゃうんです
「いいから、言うことを聞けって」そういう方が楽だからです
私も含めて皆さんは
楽なことに流されない勇気ある人間になりましょう
相手に分かってもらえなくても何度でも機会を与える
相手の考えを心から尊重して向き合い続ける
それが本当に思いやりがある人の行動です
自分も相手も不幸にする言葉があるのです。
子育てや社員教育にも禁句ワードはあてはまりますね